社員インタビュー

自分自身、
そして会社の存在感を
大きなモノにする為
挑戦し続ける
2013年4月入社 総合技術研究所 技術開発部 開発課
石黒 憲司Kenji Ishiguro
私の仕事
- 製品の標準規格整備
- 計算書作成や図面作成、使用部品の規格など
- 特殊工法(製品の接合方法など)の技術開発・管理
- 新製品・特殊製品の開発
- 客先や工場との打ち合わせなども行います
- 大学や関連企業との共同研究
- 製品の外観や接合面の耐久性に関する照査

プレキャストを用いて復旧した宮城県の漁港の桟橋
製品開発の魅力
学生時代から、新しいモノの開発に携わることを希望しており、製品開発に適した当社の企業風土に魅力を感じていました。業界でトップクラスのシェアを誇る当社は、オリジナル製品が非常に多く開発に最適の環境です。
開発業務は、様々な現場・様々な形で社会に貢献できます。仕事のモチベーションを保つ上で重要な、やりがいを感じられるというのは、自慢できるところだと思います。
実際に、東日本大震災の被災地となった漁港の桟橋を復旧する工事で、自分が開発に携わった製品が施工され工事が完了した時は、復興に貢献できたという実感から喜びを得ました。
現場や関連機関は全国に渡り、遠方への出張も多くありますが、私生活とのバランスを取りながら安心して仕事を進められます。有給休暇も比較的取得しやすいと思います。それは、フォローしてくれる上司や先輩、同僚がいるという職場環境の良さがあってのことです。
ここは覚悟して欲しい!
仕事をしていると、正解が決まっていない時があります。どこまで突き詰めればよいのか、この方向性で正しいのか、それらがわからないまま手探りで進むのはエネルギーを要し、時に辛く感じることもあります。
打開策は、上司や関連部署に相談することです。状況を整理して自分の意見を持ち、それに対する意見・指示を聞くようにしています。回答を得られても、担当物件の全体を最も把握しているのは自分自身のため、それがベストかどうか、優先すべきかどうかは自分でよく考える必要があります。
製品開発の一例

- 1.お客様から「こんな構造物をプレキャストで出来ないか」と営業を通してご相談を受けます。
- 2.上司や営業、関連部署と打ち合わせの上、対応案をいくつか考え、提案図や3Dプリンタによる製品モデル(模型)の作成を行います。
- 3.提案をもとにお客様と打ち合わせを行い、条件に適う形状や工法を決めていきます。
- 4.継続して打ち合わせを行いながら、図面や計算書等の設計資料を作成します。
- 5.製造や製品検査、施工に技術担当者として立ち会います。
とある日の1日の仕事の流れ

- 8:10-8:25
- 出社、メール確認
- 8:25-8:30
- 朝礼
- 8:30-8:45
- 部署内ミーティング。業務予定を報告し合い、必要な情報の共有を図ります。
- 8:45-9:30
- 資料作成(他部署からの依頼)
- 9:30-12:00
- 図面作成、オペレーターへの業務指示。外出や出張の予定がある時はあらかじめまとめて指示を出しておきます。
- 12:00-13:00
- 昼休憩
- 13:00-15:00
- 工場打ち合わせ(工法試験について)
- 15:00-18:30
- 図面作成・チェック
- 18:30
- 事務作業、退社

今後の目標
「○○のことなら石黒」と言われる分野を増やしていくことです。そのために、難しい仕事にも挑戦し、実績を重ねていきたいです。それが「○○のことなら丸栄」という認知につながり、業界での自社の存在感をより大きなものにしていければ技術者として光栄なことだと思います。
未来の丸栄の仲間達へ
土木というのは一見、地味な業界ですが、あって当たり前だからこその地味さだと考えています。例えば、道路は冠水していないのが当たり前であり、そうならないために水路や遊水池があるのです。仕事を通して、私はそのことに気付きました。
触れてみないと分からないことは沢山あります。きっと企業選びも同じです。自分がどんな仕事をしたいのか分からない人も沢山いると思います。まずは、どんなきっかけでも良いので興味を持った企業に訪問して話を聞いてみてください。自分にとって企業選びの軸が何か、見えてくるはずです。
もしあなたの軸が当社と合えば、当たり前だからこそ欠かせない、良い仕事を一緒にやりましょう。