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タフジェイ


特長
@ | (公財)日本下水道新技術機構の技術審査証明を取得した下水道管きょ更正工法「RPC工法」に採用されています。 |
A | 耐震連結継手として、地震時レベル2の検討において最大5mmの引き抜きを許容します。 |
B | 常時でもボルトによりテンション接続されているため、管体の抜け防止及び管路の蛇行勾配の保持、流路としての維持機能を果たします。 |
C | 用途としては、ボックスカルバートなど管路の縦方向連結(ボルト連結)に適用し、斜切り接続部にも使用が可能です。 |
構造
タフジェイ(TAF Joint)は、常時では、活荷重・軟弱地盤に強く、管路のたわみを防止すると共に、地震時では、その機能により地盤変位で生じる管路連結部への負荷を吸収し、管路機能の安全を確保します。
●タフジェイ(TAFジョイント)構造

●タフジェイ(TAFジョイント)連結部(A部)

性能
タフジェイは、テンションワッシャーにより、常時の管路縦方向のたわみ防止と地震時の管路縦方向の曲げ変形に追従する機能を有しています。テンションワッシャーは、一定の荷重が加わるとつぶれることにより、変位を吸収しボルトへの過度なストレスを防ぎ、ジョイント機能を健全に保ちます。(耐震レベル2に対応)。したがって、常時においてもジョイント面にテンションが作用し、活荷重や軟弱地盤に対して有効に作用します。
常時・地震時状況
常時:活荷重・死荷重
タフジェイによるボルト連結により、ジョイント面にテンションが作用し、活荷重や軟弱地盤によるたわみ・蛇行などを防ぎます。
地震時:地盤変形
地盤変位に応答し、管路全体に生じる変位を、タフジェイによる各々のボルト連結部が伸縮、吸収します。要求性能の地震動を受けた場合もボルトが健全な状態であり、大きな目地開きや段差が生じず管路機能を確保することができます。
ジョイント目地部の防水機能
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●連結前 |
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●連結後 |
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地盤変形により、テンションワッシャーが圧縮変形し、最大5mmの目地開きが生じた場合 |
2ST-WB 水膨張タイプ
新開発の非加硫ブチルゴム系水膨張シーラーを粘着層として積層することにより、2ST-TM の圧縮特性を維持したまま水膨張の止水機能をプラスしました。