※一部地域限定の製品を含んでいますので、御用命の製品及びサイズについては最寄りの営業までお問合せ下さい。
TSKJ工法  


(公財)日本下水道新技術機構

特長

@ TSKJ工法は、フレキシブルで止水性能の優れた経済的なジョイントが構築できます。
A 製品個々のジョイント部に可とう性が確保できるため、地盤変位(最大地盤ひずみ1.5%)を吸収することができます。
B 使用条件に応じて、TOPグレード(止水性能0.2Mpa)とNEWグレード(止水性能0.01Mpa)から選定できるため経済性に優れています。
C 塩害の影響を受ける場所や寒冷地等でも可とう及び止水性能を発揮します。
D ボックスカルバート、大型フリューム、オープン遊水池、L形水路等、様々な製品に使用できます。
E 片側止水板対応のジョイントゴム規格により、現場打ちとの接続部でも耐震・止水性能を確保できます。

機能の必要性

地震などが原因で起こる地盤の液状化による地盤流動により、不同沈下や浮き上がりが発生します。そのような動きにより、地中構造物の躯体や継手部からの浸水や内容物の外部への漏洩等が懸念されています。

使用方法

地盤の永久ひずみに対応する場合
  コンクリートブロック毎にジョイントシール材を配置して、地盤の流動化並びに地盤の不同沈下等に対して全接続部がフレキシブルに追随します。
 
   
地震動による管路軸方向の遊間に対応する場合
  PC鋼材で連結されたコンクリートブロック数十函体区間毎にジョイントシール材を配置併用することにより、レベル1地震動に対応することができます。
 

構造原理

構造的には、あらかじめコンクリートブロックの接合面に挿入孔を設け、その挿入孔に樹脂を充填して、ジョイントシール材を挿入し、コンクリートブロックを一体化させます。 コンクリートブロックの接合面の開穴部に、ジョイントシール材の先端係止部を圧挿入し、矢形が開くことにより、開穴部に係止されます。止水性能は、リップが圧着部にフィットし確保され、耐震性、可とう性はジョイントシール材、中央の可とう性により、伸縮自在となり保持されます。

規格・性能

ジョイントゴム規格表

種類 用途 名称 最大
抜出し量
形状 止水性
TOPグレード
(EPDM)







TOP-M50
(建設技術審査証明取得)
50mm
0.2MPa
TOP-S30
30mm
0.05MPa
TOP-S50
(永久ひずみ対応用)
50mm
0.03MPa








TOP-M50
片側止水板対応
50mm
0.2MPa
TOP-S30
片側止水板対応
30mm
0.05MPa




TOP-M50
両側止水板対応
50mm
0.2MPa
NEWグレード
(TPO)



NEW-S
10mm
0.01MPa

材料特性

グレード TOPグレード NEWグレード
材質
EPDM(エチレンプロピレンゴム)
エチレン・プロピレン・ジエンの三元共重合体
TPO(サーモプラスチックオレフィン)
PP(ポリプロピレン)とEPDMの共架橋体
性能
EPDM・TPO共類似の材質であり、その性能はほぼ同じです。劣化の要因は、熱・紫外線・オゾン・応力等ですが、そのメカニズムは全て酸化によります。自動車等の実績により20年位の耐性は証明済みです。その他、酸・アルカリ等の薬品・バクテリア浸食・食塩等にも耐性があり、本シール材は耐用50年を基準に設計をしてあります。

充填材の仕様

TSKJ工法に使用する充填材(EPF-986)は、構造物の破損箇所充填用として開発されたグリース状の2液常温・硬化型エポキシ系接着剤です。
 
混合比
主剤:硬化剤=2:1(重量比)
可使時間
80分/20℃
施工可能温度
5℃〜35℃
初期硬化(一般硬化)
12時間/20℃
実用硬化
1日/20℃
完全硬化
7日/20℃

ジョイント部詳細図

● 製品+製品 ● 製品+現場打ち部
(単位:mm)

施工手順

1.製品据付け 2.樹脂練り混ぜ  
1本目の製品を据え付けます。 樹脂の計量・練り混ぜを行い、コーキングガン等に充填します。
     
3.充填材の充填 4.シール材装着 5.製品引き寄せ
先に据えた製品及び次の製品のTSKJ目地溝に充填材を充填します。 先に据えた製品にシール材を叩き込みます。 次の製品の目地溝とシール材の位置を合わせ、ターンバックル等を使用して製品を引き寄せます。

施工例

ボックスカルバート

L形水路

大型フリューム

オープン式遊水池


丸栄コンクリート工業株式会社